12/24(木)
朝一番、軽く診察の後預けました。
先生に、摘出は了承しています、でも、万一、奇跡が起こり、開いてみて状態がよければ、目を残してください。
バルブの再挿入、あるいは義眼なども、と未練がましくお願いしました。
結局これが最後になりましたが、瞳のある写真を撮らせていただきました。
15時前に終了しました、麻酔から醒めつつありますと連絡をもらいました。
詳しいことは、夜病院で伺うことになり、その時に退院についても相談することになりました。
どういう手術をしたのかはその時は聞けませんでした。
夜会った花は、遠吠えのような高い声をあげていました。
でも抱っこしたり、声掛けしていたら、どんどん落ち着いてきました。
ただ、顔の左半分の毛が剃られ、傷口も大きく縫ってあり、見た目が激変していることに動揺してしまいました。
目と鼻がつながっている関係で、少し鼻血のようなものが出たこと。
麻酔から醒めるタイミングで下痢をしたこと。
手術では、膿が溜まっていた。
切開したら、ぶわ~っと体液があふれた。
バルブはずれておらず、これなら残せるかと思ったけれど、やはり膿がこれだけあるとつまりの原因になると思い、摘出しましたと説明されました。
術前検査の血液と心臓のデータの説明もしていただきました。
血液は大きな問題はありませんでしたが、心臓は収縮率がさらに低下(22%)していたようです。
ただし、収縮率以外は悪化しているところはなかったようです。
年明け、抜糸のタイミングで心臓の先生から説明を受ける予定です。
手術の切開の関係で、瞳の上の出来物が邪魔になるため、合わせて切除していただきました。
生検が必要なら送っていただくことにしていましたが、皮膚の表面だけになにかがある状態で特段悪いものとも思えない。
再発するようなら、部位はホルマリン漬けにしてあるので、そのタイミングで検査に出しましょうということになりました。
退院しても良いとは言われましたが、鼻血のことが気になり、もう一泊することにし、病院を後にしました。
帰宅する道すがらは、目がないという事実、真っ暗な世界になったんだということを繰り返し思い、身体が震えていました。
花は変わらないし、花のほうが数段大変だし、命に係わることではないのに、たかが見た目だけなのに、心がおろおろしていました。
12/25(金)
お迎えに行きました。
下痢は一過性で収まったとのことでした。
かなり興奮しておりリュックになかなか入れず苦労しましたが、無事に家に戻りました。
光を失ったこととエリカラとダブルの不便で大変そうですが、花の目になり寄り添って行きたいと思っています。
23日から病院へは都合4回行きました。
前を通るケーキ屋さんがやけに混んでいるなと思ったら、クリスマスでした。
プレゼントではなく摘出になってしまった。
痛みがなくなったことをギフトと受け取ってくれる?無理だよね、などと心の中で会話していました。
世間の華やかさが切なかったです。
どういう位置で休んでいるのか、向きなどがわからなくなっています。
定位置ではありません。

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