少し前から、おなかの真ん中辺りに、小指の先くらいの、何かぽっこりとしたものができました。
触ってみてもしこりではなく、やわらかいものです。
位置もなんとなく動くし、なんだかゲル状にようなもの、場所は皮膚ではなく、かといって内臓でもない、そんな感じでした。
もしかしておへそ?なんて思ったりもして、気になりつつ放置していました。
しかし、少し大きくなった気もして、思い切って病院に行きました。
いつものおおらか獣医さんでなく、何か事が起こったらここに、と思っていたY病院です。
初めてかかるので、いくつで家族になったか、どんな性格かなど、こと細かに質問されます。
大きな手術してますか?と聞かれ、いいえと答え、あわてて白内障をと答えました。
すでに、記憶の彼方です(^^ゞ
診断は、文字にすると簡単ですが、『経験から言って、脂肪腫と思われる。特に悪さをするものではないと思う』とのこと。
固いしこりではなかったので、楽観視していましたが、それでも、緊張していたのでしょう。
悪さするものではないとの診断を聞いて、安堵から、全身の力が抜けるような感じがしました。
しかしこの言葉になるまでに、丁寧に、丁寧に、じっくりと触診と説明がありました。
脂肪腫とは、皮膚と筋肉層の間に、なんらかの理由で脂肪が溜まること。
脂肪が溜まる理由には、筋肉層に隙間ができて、内臓脂肪が漏れてしまう、あるいは、単に皮下脂肪が集まってしまうなど。
最初、花は後者と、言われました。
どちらのタイプかを確かめていたのでしょう、吠えますか?とか、避妊手術してますか?と聞かれたり。
よく吠える子なら、腹圧で、筋肉に穴が開く場合もあるとのこと。
母がおへそかと思っていた、と最初に言ったので、おへそは、ここです。
おへそのあたりなら、母犬とつながっていた部分がきれいに着かなかったかもしれない。
ただ、ぽっこりはもう少し下だから、避妊手術の縫合の按配かもしれない。
ということで、避妊手術していますか?という質問になったようです。
そこで、避妊手術で抜糸がうまくいかず、ぱっくりだったことを伝えたら、すでに手術から4年経過しているし、縫合は、かくかくしかじかのようにするので、抜糸は直接の原因ではないでしょう、とのこと。
このかくかくしかじかを聞いて、初めてパックリの時、医者が問題ないと言った意味も理解できました。
こういった説明を受ける間、ずっと先生はお腹を触っていたら、あれれ?
少し力を入れて、押し戻すようにしていたら、ぽっこりがなくなったとのこと。
ということは、単に皮下脂肪が集まったのではなく、筋肉に隙間があるほうかもしれない、となりました。
いずれにしても、3カ月程度様子を見て、変化があったら、また病院となりました。
しかし、へっこんだと思ったら、翌朝には、元に戻ってきている気がします・・・
脂肪腫は、太り気味の高齢犬に多いとネットには記載されています。
白内障といい、脂肪腫といい、まだ若いのに・・・
先生が書いてくれた説明メモ。

病院への移動、眼科は、幹線大通りを歩くので、ふたの閉まるバックです。
診察は予約なのでほとんど待ちません。
チックンのおおらか先生のところへは、オープンな抱っこバックで移動ですが、3年くらいかかって、慣れてきました。
Y病院、徒歩20分くらいです。
成長著しいし、まだ、お店も開いていない時間帯だから、裏道を通れば歩いて行けるかなと、トライしました。
念のためふたの閉まるバックを背負っています。
しかし、炎天下、暑さもあるでしょうし、あっと言う間にパンティング状態です。
病院についても、なかなか落ち着けません。
診察を待つということも初めての経験です。
すみっこにもぐり込み。

フセの指示で、伏せるものの、我慢できずに、ウロウロ。
お約束の尻尾下がり。

やっと落ち着いたかと思ったら、椅子に置いたバックにジャンプして飛び込み。


帰りはバックに入って、移動しました。
炎天下、移動はお互い大変でしたが、大事なかったので、心は軽やかでした。
ずっとおなかを触られてたの、でも、痛くなかったの、という花に、ぽちっと応援よろしくお願いいたします。
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避妊手術は○○で、アレルギーは××で、眼科は△△でと、いろんな病院名が出てしまい、ジプシーと思われてもと、あわてて、何かあったらこちらに来たいと思ってましたと言い添えました(^^ゞ