机の上におやつを置いて、トイレに立ち、戻ってきたらおやつがありません。
あれ?
全部あげたっけか・・・
いや、残ってた気がする・・・
縁から少し奥に置いていたはずだけど、食べた?
こういうことをしないと思ってたけど、机に手をかけた?
それなら試してみましょう。
届きそうで届かないくらいのところに置いて、席を立ちます。
そしてそ~っと陰から除くと・・・首を伸ばしています。
届かないので、次の実力行使に出そうな雰囲気だったその瞬間、ちいちゃい子、母の視線に気づきました。
はっ!と振り返って、目が合うと、そっぽを向きます。
それでも、じ~っと母が見続けていたら、こんどは足元の匂いをくんくん。
この次はどうするかな、とさらに見ていたら、ひょいと下りて、サークルに。
見事な犬語に、おかしくなって、ケラケラ笑ってしまいました。
あなたは狙うし、隙あらば食べるのね。
でも、やってはいけないことっていうのもわかってるから、あたちは何もしてませんよ、怒らないでねと視線を外したね。
それでも見続けていたら、だから怒らないでよと足元をくんくんして、なだめのサインを出したね。
ドキドキした自分の感情にも落ち着けだったかな。
そして、一番安心するサークルに入った。
多分、あの犬語、しぐさはそんなところではないかと思います。
本当はもっと早くに見続けること止めればよかったのでしょうが、サークルに入ろうとしている花を見て、ケラケラ笑ったことで、母が犬語を受け取ったと伝わったかなとと思ってます。
とはいえ、これからは、不用意なことはしないようにしなくては。
手をかけようとした瞬間振り向きました。

しまわなくてもいいの、時々は出しっぱなしにしておいてほしいの、という花に、ぽちっと応援よろしくお願いいたします。
↓↓↓
